2019-01-01から1年間の記事一覧

江森三国志ファンの私が「特別展 三国志」に行ってきました~

5巻冒頭に登場したあの金印が… 江森備さんの歴史小説「天の華 地の風」にはまりまくっている私が、現在東京・上野のトーハクで絶賛公開中の「特別展 三国志」に行って参りました。仕事のどさくさ紛れです。お客さんの中に、私と同じことで喜んでいる人が0…

みんな、周瑜さまがお好き?

今日は江森備さんの歴史小説「私説三国志 天の華地の風」について、私がずっと疑問に思ってたことを聞いてもいいでしょうか。 あの~みなさま、やっぱり周瑜さまのファン? というのも、アマゾンとかブックメーターとかの書評を読んでみると、 https://bookm…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」 勝手に名場面集 その3

やっと仕事が片付いて、今日はめずらしく解放感があります。こんな日に好きな小説のことを書ける。これ以上の喜びがあるでしょうか。 しばらく間があいてしまった天華の名場面集を再開したいと思います。「名場面集その2」では、6巻の「街亭の戦い」までい…

愛を知り、愛に救われ、愛によって滅びる 

前回更新してから1か月も経ってしまいました。きっとこの小説が好きでアクセスしてくれている人がいるのに、申し訳ないです。めげずに進みたいと思います。 この1ヶ月間、忙しくてブログを書けない間、つくづく、天華のどこが最大の魅力、オリジナリティな…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」 勝手に名場面集 その2

昨日、初めて「天華」でコメントもらいました☆ うれし~。本作を愛して、こんなブログまで読んでくれている人がいるんですね。ひゃっほー! というわけで(?)、名場面集を続けます。本業で締め切りの原稿がいくつかあるんだけど、そういう時に限って、手が…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」 勝手に名場面集 その1

前回ブログを更新してから、また読み返していました。3回目ですよ3回目。1回目は勢いに乗ってざーっと読んじゃって、最後までいって、ぼーっとしてから、わからないことがいっぱいあることに気づき、2回目は孔明の感情に沿って読み返し、ほほーっとなり…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」の魅力(その3 魏延編)

まだまだ続くよ、天華の解説。筆が止まらないから仕方ない~♪ 今回「天の華 地の風」の3巻以降に登場する、孔明を守り続ける年下の男、魏延文長について解説しま~す。 「横柄な部下」登場 「天の華 地の風」9巻の中表紙より 魏延、かっこいい! 周瑜が死…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」の魅力(その2 周瑜編)

江森備さんの小説「私説三国志」は、「不世出の天才軍師」諸葛亮孔明を主役にした物語です。孔明は「月光のように美しい」「白刃のように鋭い」という超絶美形設定。今でいうBLですが、孔明の思考回路が20代キャリア女性そのまんまなので、恐ろしいほど…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」の魅力(その1)

何の因果か、この作品を開いてしまってから丸2カ月。ほかのことがまったく手につかなくなるほどはまってしまい、なかなか現世に戻ってこられません。江森備さんの小説「天の華 地の風 私説三国志」(通称「江森三国志」もしくは「天華」)です。すごい衝撃…