逃げるは恥だが役に立つ 第8回 ちょっと泣けました

■心をぶつけ合った二人の姿に感動

昨日の「逃げるは恥だが役に立つ 第8回」とても良かったですね。
途中からなんか泣きそうな気持ちになって、どこが良かったんだろうと一日考えてしまいました。
 それで結論は、「心をぶつけ合う」という恋する人の夢がかなったところだったんだなあ、と。

 サザンオールスターズの最近の名曲「バラ色の人生」に、「愛の魔法で君を酔わせて、裸のままの自分をさらけ出したいな」という歌詞があるのですが、誰かを好きになると、その人にだけは、自分のすべてをさらけ出したい気持ちになりますよね。コンプレックスも、汚い気持ちも、何もかも。そうして、自分のすべてを受け入れてほしい、と願ってしまう。あの人とだけは、心が通じればいいなって。
 でも、現実では自分のすべてをさらけ出して、受け入れてもらうっていうのは、ありそうで、ないことだともわかってる。まさに今回風見さんの回想で出てきたように、二人は違う人間なんだから。
 今回の「にげはじ」では、「女性経験がない」という最大のコンプレックスを初めてさらけ出した平匡さん。「私にとってはたいしたことない」と応じて、「それよりも、拒絶されたことがショックだった」と打ち明けたみくりちゃん。2人が心を開いて、ぶつけあった姿が、とても良かったんですね。だってさあ、大好きな人にコンプレックスをさらけ出して、受け入れてもらうことも、それから、大好きな人が自分にだけすべてをさらけ出してくれることも、実際にはなかなかないことなんだから。それですっかり、泣きそうなくらい心が動いたんですね。
 なんて…当たりまえの感想でしょうか。
 他の人はどんな感想を持ったのかな。学生時代は「ロングバケーション」とか、クラスの友達と熱く感想を語り合ったんだけど、最近は職場でそんな話ができるわけもなく…。夫と話すのも、なんか違うしなあ。

 

■次回は「平匡さんの誕生日」か!?

 二人はまだ、口に出して「好きです」とは言ってないわけで、この状態が恋愛で一番楽しい時間ですね。みくりちゃんの実家に平匡さんが行ったのは10月29日(土)だったみたいだから、次回は、平匡さんの誕生日(11月の上旬)でしょうか。予告編で平匡さんが「システムの再構築」とか言ってたし。
 「平匡さんの誕生日」は電車の中の突然のキスに勝るとも劣らぬ、原作の名場面ですから、今からドキドキしてます。絶対ひとりで見たい!あの部分は、どうやって描くのかなあ。