どうしてハマっちゃうの!?ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」

 はじめまして。書くのが本業ですが、業務外で勝手に思っていること、一人ひそかに考えていることを誰かに伝えたくて、ブログ始めることにしました。まず1回目は、現在ハマりまくってるTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」について。

 

 今季一番の注目ドラマ「逃げ恥」。明日11月15日が6回目ですが、あの場面まで行くのかしら。今からもう待ちきれませんね~。

 でも、どうしてこんなにハマっちゃうのかしら。誰にも頼まれていませんが、さっそく勝手に解説したいと思います。

 

 

■平匡さんのリアルな魅力

 とにかくこのドラマは、明るくて楽しいのが良いですね。
 原作も大好きですが、それほど明るい作品ではなく、どちらかという文字が多く、恋愛と仕事(社会問題)の要素が半々の、地味な(!すいません!)漫画です。
 ドラマがこれだけ盛り上がっているのは、主演の新垣さんの清潔感あるかわいらしさと前向きさ、パロディ満載の笑える脚本、そして、恋ダンスも大流行の星野源さんのパワーではないでしょうか。
 私のようなものが、ドラマや漫画に求めるのは疑似恋愛です。そういう意味で、星野さんの演じる平匡さんには、リアルな魅力がある。星野さんって、私の中ではNHKのコント「LIFE」の「うそ太郎」の印象が強すぎて、最初しばらくドラマを見ていても、なんとなくコントみたいに見えていました。でも、2話目からすっかりはまってます。ヒロインのこういう相手役ってなんか新鮮なんだよな。華やかさはないけど、静かで、誠実で、まじめで、優しい。そして、ここが実は一番の魅力だと思いますが、星野さんが演じる平匡さんには、うぶ?ゆえに、なんか妙にリアルなかわいさがあります。

 正直、スタイルはあんまりよくないし、特に目を閉じて寝っ転がってると魚にしか見えないんですが・・・(すみません!)

 1話目で、みくりが網戸を掃除したことに気づくシーンがあるのですが、こういう人と結婚したら女の人は幸せだろうな、と。自分に自信がないせいなのか、いつも感謝を忘れないんですね。地味に。そういうところが実にいい。

 

 

契約結婚はテッパンのテーマだ!

 ところで、このドラマのテーマは契約結婚ですが、これってある意味、恋愛ドラマの王道のようなところがあると思いませんか。
 今でこそ、恋愛結婚が当たり前みたいになっていますが、つい50年前までは、結婚は家同士のものでした。そこから恋愛感情が生まれるのは、時代劇の一つの鉄板。すなわち今年大ヒットした「朝がきた」も、大河の名作「篤姫」も、本人の意志でない家同士の「契約結婚」の物語です。「あさが来た」の名場面は、しんじろうさんに妾ができるのがつらくて家を飛び出したあさと、追いかけてきたしんじろうさんが、雨の中、神社の境内で抱き合う。契約結婚の2人の心が通い合う。私たちはなんでこういう物語に惹かれるのかなあ。
 それは結婚してもトキメキを求める、女子の願望と密接に関係していると、私などは思うのです。