【呪術廻戦】五条悟の最期③ 愛を求めたから負けた

9月25日にジャンプに掲載された呪術廻戦236話にいろいろな意味で衝撃をうけて、1カ月近く気を失っていましたが、その後ジャンプのバックナンバーを読みあさり(5000円以上かかった・・・)、全話を何周もまわって、236話の空港の場面は、五条悟がなぜ負けたの…

【呪術廻戦】五条悟の最期② 理解者がほしかった

呪術廻戦のつづきです。その後、五条悟がかなりかわいそうなヤツじゃないかって思って、五条のことをだいぶ好きになりました。 本編では目隠しが仮面のような役割をしていて、いつも余裕たっぷり、つかみどころがなく、それでいて道化のようで、感情移入のス…

【呪術廻戦】五条悟の最期① 空港に来た夏油がアンドレだった・・・

マンガを読んでこんなに頭が混乱するのは2年ぶりです。9月末にジャンプを読んで以来、ほかのことが手につかないほど心が乱れていろいろ差し支えているので、頭を整理するために、久しぶりにこのブログに向かうことにしました。 ■五条悟が死んだ月曜日 すでに…

素晴らしき少女漫画「消えた初恋」勝手に名場面集(その1)

日曜の朝4時半から起きてこのブログを書かずにいられない私は、相当に脳が毒されています。しかし、好きなことを書く喜びは、本当に何にも勝るんだな。「消えた初恋」既刊7巻までの名場面集に行かせてください。時系列で進みまーす! ◇「だって一緒の気持…

祝小学館漫画賞受賞 「消えた初恋」について心ゆくまで書きたい(2)

■コミックス派のみなさま ネタバレ厳重注意■ この作品の魅力をさらに語っていきますが、私、本誌(別冊マーガレット)にも手を出しているため、こちらに、2022年3月発売予定の8巻の内容も含んでしまっています。コミックス派の方はネタバレ厳重注意です! …

祝小学館漫画賞!「消えた初恋」について心ゆくまで書きたい(1)

=消えた初恋6巻より 小学館漫画賞の受賞おめでとうございます! ドラマが良かったのでついうっかりとページを開いてしまってから、あっという間に陥落、書かずにいられなくなりました。すでに著しく業務に支障が出ている…気持ちを落ち着かせるためにも、久…

江森三国志ファンの私が「特別展 三国志」に行ってきました~

5巻冒頭に登場したあの金印が… 江森備さんの歴史小説「天の華 地の風」にはまりまくっている私が、現在東京・上野のトーハクで絶賛公開中の「特別展 三国志」に行って参りました。仕事のどさくさ紛れです。お客さんの中に、私と同じことで喜んでいる人が0…

みんな、周瑜さまがお好き?

今日は江森備さんの歴史小説「私説三国志 天の華地の風」について、私がずっと疑問に思ってたことを聞いてもいいでしょうか。 あの~みなさま、やっぱり周瑜さまのファン? というのも、アマゾンとかブックメーターとかの書評を読んでみると、 https://bookm…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」 勝手に名場面集 その3

やっと仕事が片付いて、今日はめずらしく解放感があります。こんな日に好きな小説のことを書ける。これ以上の喜びがあるでしょうか。 しばらく間があいてしまった天華の名場面集を再開したいと思います。「名場面集その2」では、6巻の「街亭の戦い」までい…

愛を知り、愛に救われ、愛によって滅びる 

前回更新してから1か月も経ってしまいました。きっとこの小説が好きでアクセスしてくれている人がいるのに、申し訳ないです。めげずに進みたいと思います。 この1ヶ月間、忙しくてブログを書けない間、つくづく、天華のどこが最大の魅力、オリジナリティな…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」 勝手に名場面集 その2

昨日、初めて「天華」でコメントもらいました☆ うれし~。本作を愛して、こんなブログまで読んでくれている人がいるんですね。ひゃっほー! というわけで(?)、名場面集を続けます。本業で締め切りの原稿がいくつかあるんだけど、そういう時に限って、手が…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」 勝手に名場面集 その1

前回ブログを更新してから、また読み返していました。3回目ですよ3回目。1回目は勢いに乗ってざーっと読んじゃって、最後までいって、ぼーっとしてから、わからないことがいっぱいあることに気づき、2回目は孔明の感情に沿って読み返し、ほほーっとなり…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」の魅力(その3 魏延編)

まだまだ続くよ、天華の解説。筆が止まらないから仕方ない~♪ 今回「天の華 地の風」の3巻以降に登場する、孔明を守り続ける年下の男、魏延文長について解説しま~す。 「横柄な部下」登場 「天の華 地の風」9巻の中表紙より 魏延、かっこいい! 周瑜が死…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」の魅力(その2 周瑜編)

江森備さんの小説「私説三国志」は、「不世出の天才軍師」諸葛亮孔明を主役にした物語です。孔明は「月光のように美しい」「白刃のように鋭い」という超絶美形設定。今でいうBLですが、孔明の思考回路が20代キャリア女性そのまんまなので、恐ろしいほど…

歴史小説の傑作「天の華 地の風 私説三国志」の魅力(その1)

何の因果か、この作品を開いてしまってから丸2カ月。ほかのことがまったく手につかなくなるほどはまってしまい、なかなか現世に戻ってこられません。江森備さんの小説「天の華 地の風 私説三国志」(通称「江森三国志」もしくは「天華」)です。すごい衝撃…

【直虎26話感想】政次の不憫、新ステージに突入…

「魂の囲碁」を頂点とした幸福は、たった2週間しか持たなかったようです。龍雲丸再登場とともに、ふと気づくと、政次が新たな不憫のステージに突入している…その名は「埋めがたい寂しさ」。主従の信頼はいまや完全なものになったけど、直虎をどうしてもつか…

【直虎25話感想】心で結びついた愛はどこにいく。直虎と政次「魂の囲碁」

やばいです。今回「たまらん要素」が満載すぎて、微動だにせずテレビの前に座り込んでしまいました。愛が画面からあふれ出ている…。あまりの満足感に、もう、政次がいつ死んじゃうとか、片思いのまま終わるのかとか、昨日までの最大の関心事がどっかにいって…

【直虎24話感想】と政次の不憫(=ほぼ半生)まとめ。もしかして今が一番、幸せですか…?

昨夜は「見つめ合って微笑みあう二人」という、至福の展開で終了し、幸せな気持ちで布団に入ることができました。ありがとうございます。予告編でなっちゃんに抱きつかれている政次を見て、胸がざわざわしましたが… 2クールが終了し、直虎がすっかり城主ら…

【直虎23話感想】「不憫(=理想の深い愛)」の究極形を見よ

日曜の夜、私は一つの理想の愛が完成するのをテレビの前で見ました。そう、これだよ!これ!これこそ、少女マンガとか小説とかドラマとかで私が追い求めてきた理想の男性キャラクターの究極形の一つじゃないかあああ。公共の電波で、こんな一部の人のための…

【直虎22話感想】恋する殿、横で見せつけられてる政次の不憫さに号泣

今週、まずNHKにお礼を言いたいです。ありがとうNHK、こんなにハマれるドラマを作ってくれて。高橋一生さんに不憫な片思い役を振ってくれて、マジありがとうございます。これがあるから、仕事がつらかろうが、息子たちがアホだろうが、1週間生きてゆ…

【直虎21話感想】殿が暴走、政次が浮かばれなさすぎて悲しくなってきた

前回20話ほどの面白さと爽快感はなかったものの、胸がザワザワする感じで終わりました。これは…先週初恋に別れを告げて、あっという間に新たな恋の予感。尼さんなのに、大河ドラマの主役なのに、こんなに肉食で、積極的でいいんだろうか…。 ■直虎、気賀で…

【直虎・参考資料】高橋一生さん「政次の根幹は、直虎への愛」「自分の半身として愛している」

NHK出版「大河ドラマ・ストーリー 直虎 後編」インタビュー(2017年4月末発行) 上の雑誌で、高橋一生さんが答えていたインタビューの内容を抜粋します。 直虎が領主になって以降、政次はますます不可思議な存在になっています。目付である「但馬」…

直虎第20話「第三の女」感想 爽快感、そしてすでに「政次ロス」

直虎20話、5分前からテレビの前にスタンバイして見ました。いやあ、面白かったですね。直虎としの、亡き直親をめぐるかつての恋敵同士が、「このスケコマシが~」と井戸に向かって直親をののしるところ。「大河」という枠組みでは想像もしなかった「爽快…

NHK大河ドラマ「直虎」にハマってます

■高橋一生さんの「政次」がサイコー! 久しぶりの更新になります。やっとハマれるドラマに巡り会えました。「直虎」です。主人公の幼なじみ役の高橋一生さんが最高。ぐっと心をつかまれています。 大河ドラマを見る習慣がなかったのですが、連休中にたまたま…

けっこう良かった気がする 映画「オオカミ少女と黒王子」

■孤独なライオンを手なずけた女の子の話 久しぶりの更新になります。 12月の逃げ恥ロスのあと、いろいろ旅をしていました。その中の一つ、昨年公開された映画「オオカミ少女と黒王子」について紹介したいと思います。 逃げ恥つながり(!)で二階堂ふみさ…

逃げるは恥だが役に立つ 第8回 ちょっと泣けました

■心をぶつけ合った二人の姿に感動 昨日の「逃げるは恥だが役に立つ 第8回」とても良かったですね。途中からなんか泣きそうな気持ちになって、どこが良かったんだろうと一日考えてしまいました。 それで結論は、「心をぶつけ合う」という恋する人の夢がかな…

どうしてハマっちゃうの!?ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(その2)

「逃げるは恥だが役に立つ」は6回目まで右肩上がりの視聴率の上昇が続いています。ドラマが好調を維持しているのは、星野源さんの貢献が大きいことは間違いありません。 恋愛ドラマの相手役といえば、私も大好きなドSイケメン系(特に「のだめ」の千秋さま…

恋愛の本質を突いていた! 逃げるは恥だが役に立つ 第6回

■恋は見返りがほしくなる いやあ、昨夜も子どもたちを強引に寝かせたあと、一人でどったんばったん盛り上がってしまいました。最後の最後、やっぱりあの名シーンで終わりましたね~。 原作漫画では「結婚という仕事」の大テーマを軸に、二人が距離を縮める様…

どうしてハマっちゃうの!?ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」

はじめまして。書くのが本業ですが、業務外で勝手に思っていること、一人ひそかに考えていることを誰かに伝えたくて、ブログ始めることにしました。まず1回目は、現在ハマりまくってるTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」について。 今季一番の注目ド…